日記とか適当収支 息子の持病と社会福祉

所得制限による諸々の手当て打ち切りについて思うこと

我が家は夫一馬力のサラリーマン家庭。

そして所得制限により息子の福祉系手当てはほぼ全て打ち切られました。

福祉系の手当てはほぼほぼ所得制限があります。

唯一、自治体が独自に行っている所得制限ナシの障害児手当てを年間約8万円いただいています。

どこの自治体に住むかって大事ですね。

  • 所得制限がなかったとしたら、ガソリン代が年2万円分支給されます。(自動車燃料費助成といいます)
  • 所得制限がなかったとしたら、障害児扶養に伴う手当で年額60万円近くもらえます。(障害の内容によってもっともらえる人もいます)
  • 所得制限がなかったとしたら、支援級・支援学校に通う子供の学校生活に必要な用具購入費用の一部が補助されます。(特別支援教育就学奨励費と言います)

この所得制限は夫婦合算の収入では判断されません。

例えば、夫の1馬力で世帯年収1300万円の家族がすべての手当てを打ち切られているとします。

一方で、同じように障害児を育てている夫年収650万円+妻年収650万円=世帯年収1300万円の家族は手当てがもらえるのです。

純粋に「いいなぁ」って思います。

でも自分の力でどうにもできないものに対して残念な気持ちになっても仕方ないと思うので、マイナスには考えないようにしています。

共働きのご夫婦が悪いわけでもないですし。

感謝の気持ちを絶対に忘れないこと

それに、息子の手術費用とか入院費用といった超高額な医療費の大半を健康保険で賄っていただけているんです。

息子は1回の手術時間が10~15時間かかるし、お薬だって毎日9種類くらい飲んでますし在宅酸素療法だってしてる。

健保(組合い)やこども医療費助成(自治体)・指定難病の受給者証(国)があるからこそ、家族が路頭にも迷わず繋がっている命なのです。

病児を育てているとお金はかかりますが、様々な制度のおかげで「お金がなくて治療を受けられない」ということはありません。

子供に付き添うため、多くの親(主に母親)が仕事を辞めざるをえなくなり世帯収入が減るという点は問題ですが。

セカンドオピニオン後、他県の病院に転院して手術したり付き添いのため滞在したときに3か月半で100万円ほど飛んだとかは普通にありました(支援等はなく完全に自腹です)。

  • 親が付き添うための院内個室代(1泊8,000円以上)
  • 付き添えない時に面会に通うための親のホテル滞在費と病院までのバス代
  • 親の毎日の食費
  • 病院指定の病院着&病院食&おむつ代
  • たまに夫が面会にくるときの新幹線代 など

我が家がお世話になっている病院はどの医院も親の付き添いは必須ではないのですが、ただでさえ痛く辛い治療の中で親とも離れて寂しい想いをさせるなんて私には耐えられません。

0歳のころから11歳になる今でさえ、付き添い入院の希望を病院に出して付き添い続けています。

でも医療費負担そのものは軽く済むような制度が作られている。

それだけでも感謝なのに、一生懸命働いてる方たちが納めた大切な税金から手当てのためのお金や車椅子を購入する時の補助金などが捻出されている。

現物支給されるようなものは所得制限でほぼ貰えなくなっているとはいえ、制度として本当にありがたいことですし制度が当たり前のことだと考えてはいけないと思うのです。

子育てや福祉に関する様々なサービスや手当てを「権利」だと声高らかに主張し「してもらって当然のことだ」と考えるのは、私は好きではありません。

(街中で困っている方がいたらすぐに声をかけますし寄付やボランティアもしていますので「自分でなんとかしろ」と言っているわけではありません。考え方や態度の問題です。)

そして息子にも、「支援があるのは当たり前のこと」と感じる大人になってほしくはないのです。

人は、存在やサービスなどが当たり前のことだと感じはじめると感謝することや思いやりを忘れて「まだ足りない」ものを探しはじめ、文句を言ったり傷つけたりする傾向があるような気がします。

だから息子には頻繁に「やってもらって当然ではないよ、感謝すること・ありがとうを伝えることを忘れちゃだめですよ」と伝えています。

そんな息子は、外食に行きお会計のあとに「ごちそうさまでした、ありがとうございました(´∀`)」と店員さんに言う時でさえ、両腕から指の先まで体の横にまっすぐ伸ばし45度お辞儀をする11歳に育ちました。

大日本帝国的な45度お辞儀まで教えた覚えはないんですが。

お店のかたたち、必ず破顔して息子に手を振ってくれるからいっか。

大勢の方の支えや優しさのおかげで今があることを「権利」という言葉によって忘れるようなことは絶対にしたくないと思っていますし、そうなってしまったら人として終わるくらいに考えています。

所得制限ラインを超えた夫を尊敬

所得制限による手当ての打ち切り通知を最初に受け取ったとき、打ち切り収入ラインをオーバーしたのは5万円ほどでした。

5万円の収入オーバーにより、何十万円という手当てがいただけなくなったのです。

それでいて私が働きに出られない現実は変わっていません。

手当てがもらえなくなった事に対して夫は少し落ち込んでいましたが、私は落ち込む気持ちよりも「それだけ収入があがったことのほうがスゴくない?!」と思ってそのまま夫に伝えました。

ここ何年かで多少落ち着きましたが、寝る間も惜しんで平日も休日も不夜城のごとく仕事をし、家族でキャンプへ行ったり旅館に泊まったりしてるときでさえ常にパソコンを開いて仕事をしてきた姿をずっと見てきました。

そんな夫の仕事が周りから認められるように、見合った対価をもらえるように、埋もれていた花が開くようにとずっと傍で応援し、絶対にそうなると信じていました。

夫の技術力と経験と出してきた結果に対して提示された年収額(いま夫が勤めている会社は裁量労働制です)が所得制限額を超えたのです。

めちゃくちゃすごい!夫めちゃくちゃカッコいい!!

本気でそう思いましたし、仕事の結果や収入額を更新し続けている今でもずっと思っています。

夫と同じシステムエンジニアとして働いていた経験があるからこそ、夫がどれだけ難しい仕事をどれだけ厳しいスケジュール感でこなしながら今の地位まできたのか・高い学歴ではない夫が以前の会社で理不尽な嫌がらせやパワハラを受けながらどれだけ苦労して叩き上げで今の年収まで昇ってきたのかが良くわかるのです。

だからこそ夫の事をすごくすごく尊敬しているし、仕事をしている才能あふれる夫が本当にカッコいいし、一緒に仕事をするメンバーやお客さん達からも好かれている夫のことが大好きなのです。

しかも夫は怒ったことも文句や不満を言ってきたことも一度もないし、妻・女性としての理想を私に押し付けたりも一切しないおおらかでめちゃくちゃ優しい人でもあるのです。

失敗してビックリするくらいマズい料理を作ってしまった時でも、マズいなどの文句を言ったり食べるのをやめたり絶対にしないのです。

だから、所得制限でいろいろと打ち切られたことよりも「本当にすごい人と結婚したし本当に素敵な人と結婚したし、私はなんて幸せ者なんだろう!息子もめちゃくちゃ可愛いし!義両親も実の娘のようにスゴく可愛がってくれるし!」っていう思いの方がよっぽど強いんです。

それに夫も「うわ~、、、所得制限め、、、」って落ち込んだのは1分ほどだけで、「まぁ俺がもっと稼げば問題ないか!」って切り替えたんですとっても素敵じゃないですか?

夫は仕事嫌い人間なのに、この言葉が出るってスゴいです。

稼ぎもお金の計算も頼りない妻でございまして。

私は物事をポジティブに捉えたり、どうしたら今の状況から良い方向へ持っていけるのかを考えて行動する傾向にあるので、同じ思考の人がパートナーで本当に良かったって思っています。

所得制限の話から、単なる夫自慢になってしまいました。

逆に、夫は私のどこが良くて結婚したのか全然分からないし私と別れたいとか一度も思ったことがないと言ってくれていたので「私のどこが好きなの?」と結婚11年過ぎた頃に初めて聞いてみましたところ、即答でした。

「顔」

推しアイドルと結婚できた永遠の中2男子みたいな回答でした。

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ダー子

2019年に株式投資をはじめた専業主婦。難しいことがなかなか理解できずいつまでも初心者タスケテ。家族3人が将来困らずに生きていくためにコツコツ資産形成中。指定難病のある小学生のママ、1982年生まれです。

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