むすこ亡き後 軽井沢生活 亡くなった後の手続き

息子亡きあと、特別障害者控除が適用されるのか会社に聞いてみた

本日の軽井沢、私が住んでいるエリアは今朝も氷点下。

朝9時頃から雲や霧も晴れて、以降は浅間山も自宅からしっかり見えるし太陽光で暖房いらずです。

大嫌いな夏がやっと終わり、大好きな冬がこれからやってくると考えると、テンションがあがります。

カマドウマの自宅侵入はここ1~2週間くらいでパタリと止まりましたが、入れ替わるようにテントウムシ(黒いボディに赤い2つの斑点があるナミテントウ)が越冬するためかめちゃくちゃ侵入してきていました。

テントウムシ好きの私は「かわいいじゃん」と放置していましたが、なぜか夫は嫌がり全てを駆除という流れになりました。

ゲジゲジや巨大蜘蛛は室内にいても平気だしアブを素手で捕獲する夫なのに何故テントウムシは嫌なのか・・・。

どうしても移り住みたい場所があるため軽井沢生活をそんなに長く続けるつもりはないのですが、とりあえずこの冬は軽井沢で過ごすことにしました。

越冬のために宅内侵入を試みる虫たちとの生活がもう少し続きそうです。

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先天性心疾患の中でも重度だった息子は生後半年で障害者手帳(心疾患)3級を取得し、1歳で1級になっていました。

小児慢性特定疾病の対象疾患もいくつも重複(かつ指定難病の対象でもありました)。

息子の場合は「障害者控除」の更に上の「特別障害者控除」の対象で、毎年11月の年末調整では障害者手帳のコピーを会社に提出していました。

所得制限のためにほぼ全ての福祉系手当て等々が全滅していた我が家において、特別障害者控除は本当に本当にありがたい制度の一つでした。

今年は息子が亡くなり、年末調整のタイミングでは家族は夫婦2人だけ。

とはいえ、年の途中までは家族3人だったわけです。

今年までは控除の対象になるのかどうか、夫に頼んで会社の総務に聞いてもらいました。

また、もし対象になるとしても障害者手帳は自治体へ返却済みのため、なにかあった場合用に撮っておいた写真以外は手元にありません(自宅コピー機の蓋をあけるのを面倒くさがって写真にしたあの時の自分を少し呪いました)。

すると、今回の年末調整までは控除対象になることが分かりました。

また昨年提出していた手帳のコピー(手帳には有効期限も記載されています)が会社側に残っているのか、提出は不要とのことでした。

亡くなった時点でちゃんと要件を満たしていれば控除対象にしてくれることが分かってめちゃくちゃ有り難いなと思いました。

夫が昨年と同じ会社に所属しているため、会社側に手帳のコピーが残っていたこともセーフ要因だったかもしれません。

これでもしも他社へ転職していたり、独立していて自分で確定申告となった場合、「モノ(障害者手帳)がなきゃ控除はしてあげられないねぇ」となっていたのでしょうか。

兎にも角にも、「なにかあった場合に備えて」というところまでしっかりと気が回っているのに、3歩あるいた先の蓋を開けるのが面倒くさいからとコピーを取らなかった過去の私を反面教師にして生きてこうと思います。

父方祖母が59歳、叔母(父の妹)が54歳でそれぞれ癌で亡くなっていることもあって私自身は長生きのつもりで生きていないのですが、母方祖父が95歳までほぼ無傷・大病なしで生ききり、母方祖母は現在95歳で存命(最近までほぼ無傷で大病なし)という、父方と母方で別方向に振り切ってんな・・・という遺伝子を引き継いでいます。

そう考えると今後、両親を看取り夫を看取りということも十分考えられるため、「蓋をあけるのが面倒くさいから」という考えで行動する部分を改めようと思っています。

こんなデジタル社会の中でも、結局のところ最後はアナログ万々歳です。

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藤子

13歳の息子を自宅で看取った40代ママ。重度の先天性心疾患だった息子が空へ還ってからの日々や、頭に浮かんだことをつらつらと。

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