「転勤族の子供はかわいそう」と考えるのは、そろそろやめにしない?

転勤族の子供はかわいそう
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「転勤族の子供ってかわいそうじゃない?」

「親の都合で転校してお友達と離れ離れにされちゃって、かわいそう」

 

あなたは、こんなを発言したことありませんか?

旦那さんの転勤が決まり転校することになった我が子のこと、かわいそうだと思っていませんか?

 

 

 

私は転勤族の子供でした。

北海道・北陸・東海地方と、3つの小学校へ通いました。

高校まで含めると4つの県に住みました。

 

断言します。

 

転勤族の子供は、かわいそうなんかじゃありません。

むしろ

転勤族の子供で良かったと心から思っています。

 

 

なぜ私が「転勤族の子供はかわいそうじゃない」と言い切れるのか。

 

当時の私の気持ち・親の対応・社会人に出会った元転勤族っ子から聞いた話などを盛り込みながら、「かわいそう」とされる原因と理由・「かわいそう」じゃなくなる考えかたをお伝えします。

 

こんなあなたに読んで欲しい
  • 転勤族の子供を見て「かわいそうだな」と感じる
  • 転校することになった(将来する可能性のある)我が子を「かわいそうだ」と思っている

なぜ転勤族の子供がかわいそうだと言われるのか

なぜ「かわいそうだ」と言われるのか。

「かわいそう派」の意見・理由を調べてみました。

  • せっかく出来た友達と離れ離れになるから
  • またイチから友達を作らなくてはいけないから
  • それまで築き上げた人間関係がオールリセットさせるから
  • 環境に慣れるのに時間がかかるから
  • 幼馴染がいない人生になるから
  • いじめられないか心配だから

大体こんなところだと思います。

 

いかがでしょうか。

 

その理由が「人間関係」であることに気が付きましたか?

「かわいそう派」意見への反論

それでは、先ほど出てきた「かわいそう派」意見に対する私の考えを述べていきます。

「友達と離れ離れになってかわいそう」?

一生会えないのならばわかります。

一生会えないわけじゃないですよね?

 

日本国内であれば、会おうと思えば飛行機に乗って数時間で会いに行けます。

 

今までのように毎日会えないだけ。

 

会いたければ、夏休み・冬休み・春休みなどに予定を合わせて会えばいいじゃないですか。

会いにいくことを夏休みの家族旅行にする手だってあります。

 

会いに行こうとまではしない・音信不通になるのであれば、結局そこまでの関係だったということです。

 

私は現在36歳ですが、11歳(小学五年生)の頃に転校で離れ離れになった友人と今でも続いています。

 

当時は携帯もなく、ずっとずっと文通をしていました。

 

高校になって携帯を持ち連絡先を交換し、高2の冬に再開。

 

でも、ずっと文通で恋バナ・楽しかったことなど何でも伝え合っていたせいか、久しぶりに会った感覚は一切なかったです。

まるでいつも一緒にいたかのような。

イチから友達を作る?最高じゃん!

イチから友達を作るのがどうしてそんなにネガティブに捉えられるのでしょう?

よく考えてみて下さい。

 

友達を増やすチャンスなんですよ?

 

え?面倒くさい?大変?

その考え方、捨てませんか?

 

あなたが単に「面倒だ」と思っているこの行為で得られるものに、目を向けてみませんか。

  • 友達を増やすチャンス
  • 友達作ろうとする事でコミュニケーション能力が鍛えられる
  • より広い世界・考え方に触れることが出来る

現在は中学受験する子も多いです。

中学受験しなかったとしても、高校になれば新しく高校内で友達作りが必要になります。

専門学校や大学へ進学すれば、また同じように新たな友達作り。

 

高校や大学進学のタイミングで友達と離れ離れになるのはかわいそうじゃなくて、なぜ親の転勤で転校することだけがかわいそうなのでしょうか?

 

どちらにしても新たな環境の中で新たな友達をつくる。

 

おんなじ事です。

 

「小さい子には負担」?

 

なぜ子供には負担だと思うんですか?

 

本当は、大人がコツコツ築き上げた小さなカゴの中で安心していたいだけじゃないんですか?

その負担感を子供に植え付ければ、子供だって「これは負担なことなんだ」と思いますよね。

人間関係オールリセット

小さなカゴの中でぬくぬく気持ち良く過ごしていたあなたにとって、転勤・転校というのは「人間関係オールリセット」という言葉を使ってしまうほどネガティブな感情しか生まれないものなのかもしれません。

 

「ようやく友達が出来て仲良くなれたと思ったら」

「ご近所さんも本当に良くしてくれてるのに」

 

築き上げた人間関係が、住む場所が変わっただけでオールリセット・・・消されてしまう・・・つまり、なかったことにされてしまう。

 

であれば、その程度の人間関係しか築かなかったんですよ。

 

上辺だけの人間関係・その場だけ楽しくて安心出来るような人間関係…そこに執着して転勤族を否定するなんて、あまりに浅い考え方だと思いませんか?

環境に慣れるのに時間がかかる?無理するからしんどいんです。

「早く環境に慣れよう」

「早くみんなの輪に溶け込もう」

 

質問ですが、どうして「早く」する必要があるんですか?

個々のペースで良いじゃないですか。

 

転校初日に友達が出来る場合だってあります。

その学校自体に転校生が多ければ、生徒たちも慣れていますのでスグに寄ってきて友達が出来ます。

 

逆に生徒たちが慣れていなければ、遠目からヒソヒソ話をされて話しかけてもらえずに初日が終わることだってあります。

 

いろんな転校先・生徒がいるのだから、転校生だって色んな子がいていい。

 

環境に慣れるのが遅い事を「悪」のように捉えるから、その考えかた・発言が出るわけです。

 

あなたのペースでのんびりいこうよ。

 

そう思えばいいじゃないですか。

そう声がけしてあげたらいいじゃないですか。

幼馴染いる派のマウンティング

幼馴染がいる人は、幼馴染がいることをとても偉いことのように言う傾向があります。

 

「幼馴染いていいでしょ」

「地元の幼馴染がさぁ…」

「幼名馴染って最高」

 

こんな流れがあるせいか、「転勤族の子供は幼馴染がいなくてかわいそう」という声を結構聞きます。

 

でも転勤族っ子の私からしてみたら、

 

わたしは色んな場所に住めていろんな人と関わりあえて、小さなころから沢山の世界をみせてもらえたよ?これって誰にでも経験できるわけじゃないスゴイことじゃない?

 

こう思っています。

 

別に幼馴染が悪いとは思いません。

小さな頃から仲良しの子とずっと続いているのは素晴らしいと思います。

 

ただ、その「幼馴染」がいない。たったそれだけのことで転勤族の子供をかわいそうだと言うのは、あまりに失礼な考え方だとは思いませんか?

転校生だからいじめられる?都市伝説!

確かに、転校生になれていない学校へいくと好奇の目で見られます。

遠くでひそひそ話・・・私も経験ありますから。

 

でも「転校生だから」という理由だけでイジメ対象になるのかと言ったらそれは違います。

 

逆に、転校しなければイジメられる心配はないんでしょうか?

違いますよね。

 

ずっと同じ地域で生きていても、昨日まで仲良くしていたのに突然今日イジメがはじまる。

こんなことだってあるんです。

 

「転校」=「イジメ」

 

こんないい加減で短絡的な考えかた、今スグにやめましょうよ。

親がネガティブに捉えていると、子供もネガティブに捉える

親が転勤・転校に対してネガティブな感情を出していると、当たり前ですが子供もネガティブに捉えます。

 

例えば転勤が決まった旦那さんに対して

 

「え~また転勤!?」

「子供も私もせっかく友達が出来たのに」

「親の都合で転校なんてホントかわいそう」

「もう転校させたくないから家建てちゃおっか」

「ここから離れたくないから、あなた単身赴任したら?」

 

こんなネガティブな話を子供が聞き続ければ、自然と「転勤・転校=かわいそう」→「自分はかわいそう」と頭の中で転換されます。

 

そこへ追い打ちをかけるように、他の人から

「あらまた転勤?大変ね」

「せっかく子供同士仲良くしてるのに親の都合でかわいそうねぇ」

 

こんな心ない発言をされたら、「転勤・転校」に対してネガティブな感情以外生まれるはずもありません。

 

つまり何を言いたいのかというと、「大人が子供にネガティブな感情を植え付けている」ということです。

転校をポジティブに捉えている子供の共通点

わたし(我が家)だけでなく、その他転勤族っ子から話を聞いてみました。

社会人になってから出会った女性で、その方は4つの小学校へ通ったと言っていました。

 

その女性は、転校を繰り返したことに一切ネガティブな感情を抱いていないという点でわたしと同じ。

 

話を聞いていくと、共通点が見つかったのです。

それは・・・

 

親が転勤・転校をポジティブに捉え、子供に伝えている。

ということでした。

 

我が家の場合、転勤が決まるたびに父親こんなような話しかたをしてくれていた記憶があります。


「次に引っ越す家の近くにはね、とっても綺麗な川があって泳いだり魚をとったりできるんだよ!」

「引っ越す所は〇〇県って言ってね、こんなに色んな有名なものがあるんだ」

「こんど出来る友達は、どんな子かな?楽しみだね!!!」

「ゆうりちゃんは、小さい頃から色んな所へ行けていいね~!」

「フェリーに乗って行くからね、楽しみだね~」


3人の子供の転校手続きや学用品の購入し直しなど母親はとても大変だったと思いますが、転勤に関して母からネガティブな言葉を聞いたという記憶もありません。

むしろ、新しい土地での友人作り・習い事・仕事探しと常にアクティブに動いていました。

 

分かっていて転勤族と結婚したわけですから、いちいち不平を述べていても仕方がないですしね。

 

こんな両親のおかげで、私は「引っ越すよ!」と聞くたび「やったーーーー!新しいお友達が出来る!」とウキウキする子供に成長しました。

 

不安はあります。でも、不安よりも「新しい事」へのワクワクが圧倒的に勝るんです。

 

両親もよく言っていました。

 

「広い世界を見なさい。

広い視野を持ちなさい。

狭い場所にしかいないと視野も狭くなる。

世の中には色んな世界がある。

目の前にある世界だけが、生きる場所じゃない。」

 

 

わたしがもともと積極的な子だった?

いいえ。

 

幼稚園の頃の私の話し声がテープに残っているのですが、両親から「ゆうりちゃん、今日幼稚園で何したの?」と聞かれても、恥ずかしそうにボソボソ喋るだけで何を言っているのか聞き取れないレベル。

すぐに話好きな兄に「あのねぇ!!!僕はねぇ!!」とステージを奪い取られ、「ゆうりちゃんの歌も聞かせて?」と両親が気遣って話を振り直してくれるという内気な子供でした(我は強かったですが)。

転勤族のデメリット

先ほど出てきた女性の意見と共通するのですが・・・

 

「地元ってどこですか?」と聞かれて少し迷う事くらいです。

 

心の中では「地元って言っていいのかわからないけど・・・」と思いながら答えています。

1つの物事には2つの捉え方がある

私は日頃から「1つの物事には2つの捉え方がある」と考えながら生きています。

  • Aという物事をポジティブ捉える
  • Aという物事をネガティブに捉える

この2つです。

なんでも良いですが、Aという事象・状況に対してポジティブな感情で向き合うかネガティブな感情で向き合うか。

 

たったそれだけの選択の違いで、繋がる未来は180度違ったものになるんです。

 

今回の転勤族話も、ポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかで全く違ったものになりましたよね?

 

これは、身の回りにある事なんにでも当てはまると思っています。

  • 親の離婚
  • 第一志望の学校に落ちた
  • 実家が貧乏
  • 仕事がうまくいかない
  • 義両親との関係が面倒くさい
  • 専業主婦なんてつまらない
  • ワンオペがしんどい etc…

なんでもOKです。

今悩んでいること・置かれている状況にたいしてネガティブに捉えているものがあるのであれば、ポジティブに転換してみましょう。

 

どうしたらそれをポジティブに変換出来るのか、色んな視点からアプローチしてみて下さい。

例)専業主婦はつまらない?

わたしは、「これは自分にしか出来ない超重要な仕事なんだ」と思うことで、誇りをもって専業主婦という仕事に向き合えるようになりました。

家族のためでもありますが、責任のある大切な仕事であると「誇り」をもった事で、専業主婦なんて嫌だ・外で働きたいというネガティブな感情を打ち消しました。

 

部屋が整っていれば家族の関係も整います。

毎日家族の健康を考えた食事を作れば、家族がブクブク太ったりすることも避けられます。

何が必要で何が不要かを見極められるようになるので、無駄な出費もなくなります。

例)ピンチはチャンス

例えば仕事でピンチの場合に「この状況からどうやったら抜け出すか・自分の成長チャンスだ」とゲームのように考えてみると、

 

嫌だ・しんどい・逃げたい

 

という「ただツライ」という感情のなかに「よっしゃ。ゲームに勝ってやる。」という気持ちが芽生える可能性だってあります。

 

「これを切り抜けたら俺は勇者だ」くらいに思ってみたらどうでしょう。

例)親が離婚したら可哀想?

親はいつも喧嘩ばかり。

食卓では親同士の会話がなく、間にいる子供が気を遣いながら過ごす・・・。

 

でも、親が離婚したらミンナに笑顔が戻った。

 

子供に心からの笑顔が戻ったのに、両親が「婚姻状態じゃない」というだけで、かわいそうだなんて言えますか?

まとめ

ネガティブポイントを見つけることは誰だって出来ます。

だって、とても簡単なことですから。

 

でも一度ネガティブな部分を気に出してしまうと、なぜか全体までもネガティブな感情に引っ張られてしまうんです。

 

ネガティブポイントを見つける癖をやめて、ポジティブポイントを探す癖をつけませんか?

 

ある2人の目の前に、Aという同じ状況が現れました。

  • 1人はその状況をポジティブに捉え・向き合い・対応した
  • もう1人は、その状況をネガティブに捉え・向き合い・対応した

 

その後2人がどうなるのか・どのような人間になっていくのかは、結果を見なくてもわかりますよね。

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2019.01.15
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